愛してやまないホーンジー食器 / Love Hornsea Pottery
今回は私の大好きな食器メーカー、ホーンジー(HORNSEA)についてご紹介します!
どれだけLOVEかというと、一時期、毎日のようにそれこそ仕事中もホーンジーの食器をネットで漁り、オークションに一喜一憂し、眺めてはかわいいを連呼し愛でていました(少し変態要素入ってます・・・)
今は平常心になり(もちろん大好きな食器ですが)、他のものにも目を向けられるようになりました。
もともとは、軽い気持ちで訪れたアンティークショップでホーンジーのスクロールパターンに出逢ってしまったのが始まりです。
私が持っているのはCOFFEEですが、全く同じものです
それまで、学生時代に古着にハマったくらいで、アンティーク食器等に興味を持っていたわけではないのですが、これをきっかけにアンティークの世界の奥深さに魅かれていったのです。
古着やアンティークの良さって、ひとつひとつ違う境遇で時を過ごしてきたモノたちだから、同じ物であっても全く違うオリジナリティを持っているんですよね。
アンティーク品は長い間大切に扱われてきたからこそ、現代まで生き続けられているわけで、それまでに関わった人々の温もりが感じられると思いませんか?
それをまた大切に使うことで次世代に受け継げる事が出来たら素敵だなと思います。
もちろんモノはいつか壊れてしまうので、大切に仕舞い込むのではなく、せっかくなら使ってあげた方が良いかなと。
・・・と話は逸れてしまいましたが、そんなわけで一発で虜にされてしまったホーンジーについて少し説明を。
HORNSEA社は1949年にヨークシャーの東リディングという場所の小さなテラスハウス(境界壁を共有する複数の戸建て住宅が連続している形式の低層集合住宅)で、ColinとDesmond Rawson兄弟と地元の実業家のPhilip Clappisonの3人によって設立されました。
製品は人気になり、1950年代には事業を拡大し1974年には第2工場までオープンさせましたが、経営不振により1984年には買収されてしまいました。
そんな中でも、食器類や装飾品の製造を続けてきましたが、残念ながら2000年4月に幕を下しました。
しかし、みんなに愛されたホーンジー食器は現代でも生き続け、2008年にはホーンジー博物館をオープンさせています。
ホーンジーを爆発的人気に押し上げたのが、John Clappisonです。彼は設立者の一人であるPhilip Clappisonの息子さんなのです。
John Clappisonは1958年にヘッドデザイナーに任命され、数々の作品を作り上げました。1972年に一旦ホーンジー社を離れますが、1976年に再び戻りました。1984年の買収によってRoyal Doultonのデザイナーとなり、1998年に惜しまれながら引退しました。
John Clappisonは1958年にヘッドデザイナーに任命され、数々の作品を作り上げました。1972年に一旦ホーンジー社を離れますが、1976年に再び戻りました。1984年の買収によってRoyal Doultonのデザイナーとなり、1998年に惜しまれながら引退しました。
続いて、ホーンジーの代表的な商品のご紹介です。
①ヘアルーム / Heirloom ( Designer: John Clappison)
手持ちの写真がないので、リンクからご確認ください。
②サフラン / Saffron ( Designer: John Clappison)
③ブロンテ / Bronte ( Designer: John Clappison)
④スクロールバターン / Scroll Pattern ( Designer: John Clappison)
⑤フルール / Fleur (Designer: Sara Vardy)
手持ちの写真がないので、リンクからご確認ください。
⑥タペストリー / Tapestry (Designer: Sara Vardy)
⑤と⑥は女性デザイナーSara Vardyが手がけたものです。
John Clappisonとは雰囲気が違いますよね。女性的で優しい色合いです。
Tapestryのブルーもすごく素敵ですよ。
341 Antiques Miho
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